優奈の溜息・・・

どうしようなんて

迷ってる暇ない


どうしようなんて

悩んでる暇ない


どうしようなんて

泣いてる暇ない


どうしようなんて

困ってる暇ない


ただ前へと進むんだ

前へ前へと進むんだ


答えは必ず付いてくる

必ず手の中へやってくる・・・

このまま此処にいて

私の涙が止まるまで


このまま此処にいて

私の痛みが消えるまで


このまま此処にいて

私の孤独が消えるまで


このまま此処にいて

もう少しだけ此処にいて・・・

出来ない事を頑張ってる姿が愛おしい

出来ないと言わないおまえが可愛くて

出来ない事だと分かっているのに

今日も無理難題ばかりで虐めてしまう・・・


こんな愛があっても良いじゃない

出来ない事を出来ないって言ってしまう事は簡単でしょ

私のために頑張ってね

私をもっと愛してね


何処までも困らせてあげるから

落ち着く暇も無いほどに

困らせてあげるから・・・

今夜も君は乾いた顔をして眠っている

本当は君に聞きたい事があるんだ・・・


君に足りない物は何?

君が欲しい物は何?

君が望んでいる物は何?

君が一緒にいたいのは誰?


きっと

君に足りない物は愛で

君が欲しい物は愛で

君が望んでいる事は愛されることで

君が一緒にいたいのは僕じゃない・・・


聞きたい事は沢山あるのに

君の口から出る言葉を考えると

今日も僕は何も分かってない振りをしてしまう

そして乾いた笑顔だけが残るんだ

僕はとてもとても

弱虫だ・・・

私は歌う

逝ってしまった者のため


私は祈る

逝ってしまった者のため


私は微笑む

逝ってしまった者のため


私は伝える

逝ってしまった者のため


私は生きる

逝ってしまった者のため

危険な場所へ一緒に行かない?

そこへ踏み込んだら最後


危険な事を一緒にしない?

それに手を出したら最後


危険な場所への地図ならここにある。

後必要な物はおまえの覚悟


覚悟が出来たらいらっしゃい

ここで待ってるわ


でも

あまり長くは待たないわよ

覚悟が出来たらいらっしゃい・・・

食事へ行ったり

映画館や美術館へ行ったり・・・


春には桜

夏には蛍

秋には紅葉

冬には雪を見て・・・


大切な時間を一緒に過ごそう

どんなに願っても望んでも私達の命には限りがあるから・・・


怒っても

泣いても

嘆いても

笑っても

同じ時間を過ごすなら顔を上げて

幸せな時間を一緒に過ごそう・・・


私がいる

私が側にいるよ・・・

聞かせて

貴方の声を・・・


話して

貴方の言葉を・・・


抱かせて

貴方の体を・・・


縛らせて

貴方の心を・・・


教えて

貴方の全てを・・・

燦燦と生きる君がすき

透明な君がすき

聡明な君がすき・・・


さめざめと涙を流す君がすき

不透明な君がすき

薄弱な君がすき・・・


どんな君でも君がすき

ずっとずっと君がすき・・・

あの場所で逢いましょう

明後日の夜。


時間は・・・

8時でどうかしら?


約束した物忘れないでね

私も忘れないわ。


たった一夜の物語

二人きりの物語・・・

長い長い闇を抜け

今逢いにゆくよ


長い長い坂を上り

今逢いにゆくよ


長い長い海を渡り

今逢いにゆくよ


長い長い時を超え

今逢いにゆくよ


今すぐ逢いにゆくよ

君に逢いにゆくよ・・・

問いかける

今の言葉は本物か


問いかける

今の気持ちは本物か


問いかける

今の笑顔は本物か


問いかける

今の涙は本物か


問いかける

自分自身は本物か


問いかける

問いかける・・・

少しだけ足を止めて

辺りを見回して

冷たい空気を胸一杯に吸い込んで

大きな声で叫んでみた・・・


大きな声は白い龍へと姿を変え

白い炎を吐きながら

天高く舞い上がり

白い雪を降らせた・・・


おまえの寂しさを

おまえの切なさを

白い龍が白い炎で焼き尽くす・・・


後には白く可憐な雪が降り

おまえの心を埋めてゆく

真っ白な心を埋めてゆく・・・

少しづつ

私の中で何かが変わろうとしている

少しづつ

私の中で何かが大きくなっている

少しづつ

私の中の野生の血が騒ぎ

少しづつ

私の中の猛獣が牙を剥きだした

少しづつ

私は私でなくなってゆく・・・

大丈夫

私に任せて。


大丈夫

私に託して。


大丈夫

私に委ねて。


大丈夫

私を信じて。


大丈夫

貴方を信じてる・・・

美しい物を見て

美しい調を聴き

美しい者を抱く・・・


美しい者は

美しい肌を持ち

美しい声で鳴く・・・


美しい者は

美しい心を持ち

美しい涙を流す・・・

私は走る

昨日を振りほどいて


私は走る

今日を生きてゆくために


私は走る

明日を掴み取るために


私は走る

駿馬のように・・・

なんだか熱っぽい・・・

冷たいアイスと甘いものが食べたい


おまえ料理出来る?

暖かいスープを作って。


暖かいスープを飲んで

冷たいアイスを食べて

甘いケーキも食べたら・・・

ベッドに横になるから


おまえはベッドの横で鎖に繋いでおいてあげる。

私がしんどくなった時すぐ看病出来るように・・・


わかった?

ずっと寝ちゃだめよ

私の寝顔を見ていてね・・・

いつか

いつの日か

君をそこから連れ出してあげるから。


僕はまだこんなにもちっぽけで

力もなくってごめん・・・


僕は急ぐ

生き急ぐ


君を迎えにゆくために

君を守ってゆくために

君を心から愛しているから・・・

ねぇ・・・

噛んでもいい?

その可愛いほっぺを


ねぇ・・・

噛んでもいい?

その可愛い乳首を


ねぇ・・・

噛んでもいい?

そのいやらしい指を


ねぇ・・・

噛んでもいい?

脈々と血が流れるその首を


ねぇ・・・

噛んでもいい?


ねぇねぇ・・・

噛み千切ってもいい?

青い鳥を捕まえたの

青い鳥はとても可愛い声で鳴き

青い鳥はとても美しい姿をしてた


私は青い鳥を自分だけの物にしたくて

何処にも逃げていかないようにと

翼を折ってしまったの


そして・・・

次の日に青い鳥は死んだ


もう可愛い声で鳴く事もない

美しい姿を愛でる事も出来ない


青い鳥は誰の物

青い鳥は誰の物・・・

ここに罪がうまれた

罪が望んだ事は罰。


おまえがおまえを罰せられないと言うのなら

私が罰してあげましょう。


そうしておまえの罪全て

私が背負ってあげましょう。


罪は罰になり

罰は又罪をうむでしょう。


そうしてどこまでも堕ちてゆくでしょう

堕ちてゆくでしょう・・・

黒があれば白が欲しい

白があれば次は赤・・・


愛が欲しい

でも自由が欲しい


君を愛している

でも君を困らせたい


刹那の中で永遠を願う

私は今日もないものねだり・・・

昨日の君の言葉

今日になって想い出した・・・

優しい嘘をつくのは誰?


昨日の私の言葉

今日になって想い出した・・・

冷たい嘘をつくのは誰?


色即是空

言葉は全て空っぽだけど・・・

空即是色

言葉は全てを知っている・・・



色即是空　空即是色・・・

泣かない事は強い事なんかじゃなく

泣けない事は弱い事なんかじゃなく・・・


いつか見つけて。

私はずっとここにいる・・・


伝えられないのはどんな想いなの?

伝わらないのはどんな想いなの?


いつか見つけて。

私はずっとここにいる


ずっとずっとここにいる・・・

生きる意味を教えてください

一緒に生きていく為に・・・


愛する意味を教えてください

一緒に生きていく為に・・・


私を抱いてください

一緒に生きていく為に・・・


貴方を抱いてもいいですか

一緒に生きていてほしいから・・・

準備は整った

羅針盤を片手に

勇気を胸に。


恐れる事無かれ

諦める事無かれ

後ろを振り返る事無かれ。


前へと

ただただ前へ前へと。


準備は整った

さぁ共に行こう。

小さな小さな小川があった

その水はとても澄んでいて

とても弱い流れだった・・・


ある日の事

何日も何日も雨が降り続け

小川は確かな流れを手に入れた

確かな水は強く澄んだ水へと変わった・・・


そして今・・・

小川は激流へと姿を変えた

何もかもを飲み込んで飲み込んで

いつかの澄んだ水は黒く濁った水になった・・・



黒くて何も見えない水になった・・・

誰とも違う形で愛してあげる。

誰とも違う形で愛してほしい・・・


今までとは違う形で愛してあげる。

今までとは違う形で愛してほしい・・・


飽きるまで愛してあげる。

飽きるまで愛してほしい・・・


飽きたら終わり。

そこで終わり・・・


すべて終わり・・・