優奈の溜息・・・

空っぽにしないと

許容量いっぱいいっぱい

甘えるのもいい加減にしなさいね

それ以上でもそれ以下でも無いのだから・・・


そろそろ

何処か出掛けるとしましょうか・・・

明日は京都へお出かけです。

まだ桜には少し早いかな・・・


春には桜

夏には海

秋には月

冬には君の胸の中へ帰ってもいいですか・・・

動き出した歯車・・・

微妙な音の狂いが気になる

もう元には戻らない覚悟

もう涙は流さない・・・


それにしても・・・大きな頭だなw

手に入れた時から失う事を恐れてた

どうして優しさが分からない?

どうして伝わらない?

それでも君を守ろうとする者がいる事が何故分からない?

溢れ出す嘘の中で自分まで見失ったの?

本当の君は何処にいるの?

待っていても夢は叶わない

待ってるだけじゃ何も始まらない

誰かを泣かせてまで手に入れたい物なんて

嘘をついてまで手に入れたい物なんて

私には無い・・・

全部脱いで

裸になってごらん

見栄も

プライドも

恥も

悲しみも

苦しみも

全部脱いで

裸になってごらん

そして私に跪き

これからのおまえの全てを捧げると誓いなさい

そしたらおまえを愛してあげる・・・

わずかな望みでも

私はきっと君に賭ける


ここで終わり

ここで始まるものが必ずある


消し去る事なんか簡単で

潰す事も簡単な事だもの


けれど・・・

わずかな望みでも

私は迷わずに君に賭ける

どんなに辛くても泣かなかったのね

おまえは本当に強い子・・・


どんなに苦しくても倒れなかったのね

おまえは本当に偉い子・・・


慰められたくて来たのに

弱音の一つ吐かないで

抱き締められたくて来たのに

そんなにまで笑顔で


もういいのよ

泣いてもいいのよ

本当に可愛い子・・・


私が全て受け止めてあげるから・・・

散る事を知りながら

それでも手を伸ばしてしまう事は愚かな事ですか？


散る事を知りながら

それでも信じる事は愚かな事ですか？


散る事を知りながら

それでも生きる事は愚かな事ですか？


やっぱり君は賢いよ・・・

何処へ行こうとも君を想う

何処へ流されようと君を想う


立ち止まらずに進んで

君の居場所はちゃんと見つかったはず


寂しくなった時にはそっと歌って

君の声はきっと私に届くでしょう


大切な者を大切にして

大切な君を大切にして


何処へ行こうとも君を想う

何処へ流れようと君を想う・・・

そうなんだけど

そうじゃないんだよな


そろそろ行かなきゃ・・・


今どうしても欲しいもの

それを手にいれるには

どうしたらいい?


分かってるけど

分からないふりしてるんだよな


そろそろ行かなきゃ・・・

私とゲームしてみない?

君が勝ったら私の人生をあげる。


私が勝ったら君の人生をめちゃくちゃに壊していい?

嘘が上手な君と本心を隠すのが上手な私。


君の声にはもう騙されないから

私の瞳にはもう騙されないで・・・

この糸を手繰り寄せ

心の位置を確かめる


お人よしを演じる事をやめてみれば?

迷わせる者は誰?


不幸自慢なんてしていても

誰も幸せになる訳じゃなし


幸せ自慢してみても

誰も不幸になる訳じゃなし


言い訳してみても

何も変わる訳じゃなし


どうでもいい事が多すぎる

どうでもいい者が多すぎる


だから

この糸を手繰り寄せ

心の位置を確かめる

私の居場所を確かめる・・・